株式投資とギャンブルを同じように考える。(例題1)あなたが、Aさんとジャンケンをするとします。 勝てば、3倍になり、負ければ、コインは没収です。 100回ジャンケンをして、最終的にコインの多いほうが勝ちです。 あなたは手持ちの100枚のコインを、どんな風に賭けますか? 一回の賭けで、何枚賭けても構いません。 (例題2) 今度は、逆の立場です。あなたが勝てばコインはもらえますが、 負ければ3倍払いです。あなたはどんな風に賭けますか? (答え) 例題1では、毎回一枚づつ賭ける。 例題2では、一回に全部賭けるです。 つまり、勝つ可能性の高い賭けでは、 なるべく賭けの回数を増やして、勝つ可能性を高めます。 負ける賭けでは、回数を減らして勝負に出ます。 株式投資も、ひとつのギャンブルだとすると、 「自分の投資手法は、勝つ可能性が高いのか?低いのか?」を まず見極めることが必要がです。 それが見極められないうちは、自分なりに研究するか、 負けを覚悟で小額の賭けに参加するかです。 ギャンブルでは、賭け方よりも、 「自分の勝つ可能性」を見極める能力が一番大切だと思います。 (バリュー株投資) バリュー株への投資は、勝つ可能性が高い賭けであることは、 過去の歴史によって証明されております。(ウオール街で勝つ法則より) バリューの指標はいくつかあります。 それら一つから選ぶだけでは60:40の勝率かもしれません。 しかし、基準となる指標を出来るだけ多く持つことにより、 勝つ可能性は、70:30、80:20と高まっていきます。 その厳選された株をさらに分散させることにより、 実質的に賭けの回数を増やすことになり、更に勝率は高まります。 また、長期で持つことにより、これもまた実質的な賭けの回数を 増やしていることになるので、勝率を更に高めることが出来ます。 |